現代外国人名録2016 「ヒセーヌハブレ」の解説
ヒセーヌ ハブレ
Hissène Habré
- 職業・肩書
- 政治家 元チャド大統領
- 国籍
- チャド
- 生年月日
- 1942年9月13日
- 経歴
- 北部アナカザ族出身。ムソロ県副知事を経て、1966年結成のチャド民族解放戦線(FROLINAT)参加、指導者に。リビア介入で失脚、’77年北部軍を編成しチャド北部を制圧。’78年マルーム政権の首相、’79年11月グクーニ暫定政権発足で国防相。’80年3月分裂、内戦で敗退したが、リビア軍撤退後軍事攻勢に出て、’82年6月グクーニ大統領を追放して首都を制圧、国家評議会を設置して議長。同10月大統領に就任。’84年独立革命国民運動を結成。’86〜90年国防相。’89年12月大統領再選。’90年12月反乱軍により政権の座を追われ、カメルーンへ亡命。’99年よりセネガルへ。2000年2月ダカールの裁判所からチャドでの政権時代の拷問と残虐行為の罪で起訴され、自宅での拘束下に置かれる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報