ヒノキ樹脂胴枯病(読み)ひのきじゅしどうがれびょう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヒノキ樹脂胴枯病」の意味・わかりやすい解説

ヒノキ樹脂胴枯病
ひのきじゅしどうがれびょう

若木の枝や幹から樹脂が吹き出し白く流れて止まらない病気で、ヒノキ以外にサワラにも発生する。傷は長く治らず、欠陥材の原因の一つになる。天然生の罹病(りびょう)したネズから造林地へ伝染する場合と、苗畑で罹病したヒノキの生け垣から感染した病苗木を山へ植栽して増える場合がある。病原菌であるセイリジウム・ウニコルネSeiridium unicorne (Cke. et Ell.) Suttonは菌類一種で、イトスギ胴枯病菌として世界的に広く分布する。防除はきわめてむずかしく、ヒノキ養成畑では生け垣の樹種転換と造林地内のネズの除去が勧められる。

[小林享夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む