普及版 字通 「ヒ・まつり」の読み・字形・画数・意味
9画
[字訓] まつり
[説文解字]
[金文]
[字形] 形声
声符は比(ひ)。〔説文〕一上に「豚を以て司命を祀るなり」とあり、大司命・小司命を祀る祭儀をいう。〔楚辞、九歌〕に両司命の祭祀歌があり、斉器の〔子孟姜壺(かんしもうきようこ)〕にも大(司)命の名がみえる。人々の生活を伺察して天帝に報ずる神としておそれられ、春と秋とに(ほしにく)を以て祀った。の名は〔漢律〕に至ってみえる。
[訓義]
1. まつり、司命を祀る。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 を以て司命を祀るなり。宇牟須比万豆利(うむすひまつり) 〔字鏡〕 ウムスヒマツリ
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報