ヒューリスティック・プログラミング(読み)ひゅーりすてぃっくぷろぐらみんぐ(その他表記)heuristic programming

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ヒューリスティック・プログラミング
ひゅーりすてぃっくぷろぐらみんぐ
heuristic programming

一般に、問題が複雑で、問題の構造が不明確であり、また問題がユニークで新しいために、一定解法が発見されていない場合、これを非定型的問題あるいはよく構造化されない問題というが、このような非定型的な問題を解く手法の一つ。つまり、初めは試行錯誤的に解を探索し、それを基にして手掛りをつかみ、あるいは経験則をみいだし、満足できる水準の解を得るまで、これを繰り返し行って解決する手法である。このような手法は、もともと人間が複雑な問題を解決するときに行ってきた手順であるが、最近ではコンピュータを活用している。ヒューリスティック・プログラミングによって得られる解は、かならずしも最適解を保証されるものではないが、複雑な非定型問題に対して、最適解の近似値や少なくとも受容可能な満足解を導き出すことができる。

[玄 光男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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