ヒューロン族(読み)ヒューロンぞく(その他表記)Huron

翻訳|Huron

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒューロン族」の意味・わかりやすい解説

ヒューロン族
ヒューロンぞく
Huron

北アメリカ,五大湖の一つヒューロン湖周辺に居住するアメリカインディアンの一民族。ヒューロンはフランス語で剛毛の頭,ないし悪漢の意。自称ベンダットまたはワンダットという。言語はイロコイ語族に属する。セントローレンス川沿岸に住んでいたが,毛皮交易の競争相手であったイロコイ連盟の圧迫によってセントローレンス川以西,オンタリオ湖まで後退した。 1590年には4つのバンド,約2万人が同盟関係にあり,イエズス会に入信した者も多かったが,1648~50年にイロコイ連盟の侵略で数千人が虐殺された。社会組織は母系で,政治的権威者は男性であるが,既婚女性が選出にあたる。農耕を営み,男性が耕作し,女性が播種,手入れ,収穫を行なった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

晩秋から初冬にかけて現れる穏やかな暖かい晴天。小春とは旧暦 10月のことで,太陽歴では 11月から 12月上旬にあたる。厳しい冬を前に現れる温和な天気を喜んだことばで,アメリカ大陸やヨーロッパにも冬を...

小春日和の用語解説を読む