普及版 字通 「ヒン・あしきる」の読み・字形・画数・意味
18画
(異体字)
24画
[字訓] あしきる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(賓)(ひん)。〔説文〕骨部四下に「は(しつたん)なり」とあり、膝頭(ひざがしら)のいわゆる皿の部分をいう。そこに連なる筋肉をもいい、〔史記、秦紀〕に「鼎を擧げてをつ」とは、その筋が切れること。兵法家の孫は、同門に妬まれて刑(げつけい)(あしきりの刑)を受けた人で、刑は古く脚(ひんきやく)の刑といった。
[訓義]
1. あしきる、あしきりの刑。
2. 字はまたに作り、ひざのさら、はぎの骨。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕・ ヒザノアヒダ・アハタコ 〔立〕・ ヒザノホネ・モモ・ヒザアハタ・ヒザノアヒ 〔字鏡集〕・ ヒザノハシ・アハタコ・アハタ
[熟語]
脚▶・骨▶・辟▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報