20世紀西洋人名事典 「ビクターヤング」の解説
ビクター ヤング
Victor Young
1900.8.8 - 1956.11.10
米国の作曲家,アレンジャー。
元・パラマウント映画社音楽部長。
シカゴ生まれ。
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団のヴァイオリニストとなる。1920年米国に帰国。独奏者として活躍するが、’20年代半ばにはポピュラーに転向する。テッド・フィオ・リト楽団のヴァイオリン奏者兼編曲者となる。’30年パラマウント映画の専属となり、映画音楽に多くの名旋律を残す。死後の’56年「80日間世界一周」でアカデミー映画音楽賞を受賞。作品は他に「誰が為に鐘は鳴る」(’43年)、「シェーン」(’53年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報