日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビサール」の意味・わかりやすい解説 ビサールびさーるMīrzā Muammad Shafī‘Visāl(1779―1846) ペルシアの詩人。シーラーズに生まれ、カージャール朝時代の著名な詩人の一人。神秘主義の影響を受け、名筆家、音楽家としても名高い。ペルシア古典詩の復活に努め、その手法を踏襲して約2万5000句を作詩。頌詩(しょうし)、叙情詩、叙事詩と各詩形によって作詩したが、なかでも叙事詩『ビサールの宴』が代表作とされる。息子たちも詩人として知られる。[黒柳恒男] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例