インターネットなどの情報技術を利用した独自のビジネス手法、モデルに関する特許権。1998年、米国でのステート・ストリート・バンク事件において、ハブ・アンド・スポーク(hub and spoke)と呼ばれる投資管理のビジネス手法が、その有用性を根拠に特許権として認められたことが契機となった。有名なものは、米国プライスライン社の「逆オークション」、アマゾン・ドット・コムの「ワン・クリック」特許など。2000年の約2万件をピークに出願件数は減少傾向で、かつ特許査定率も8%と低く、一時の出願ブームは終息の方向にある。