現代外国人名録2016 「ビセンテデル・ボスケ」の解説
ビセンテ デル・ボスケ
Vicente Del Bosque
- 職業・肩書
- サッカー指導者 サッカー・スペイン代表監督
- 国籍
- スペイン
- 生年月日
- 1950年12月23日
- 出生地
- サラマンカ
- 経歴
- スペインのカステジョン、コルドバを経て、強豪レアル・マドリードで11年間選手として活躍。スペイン代表にも18回選ばれる。1985年からレアル・マドリードの下部組織で指導者、総括責任者を務める。’94年、’96年の一時期監督に昇格。’99年末トップチームの不振で急遽監督に昇格すると、寛大な性格と的確な対応で選手の信頼を得、チームをUEFA欧州チャンピオンズリーグ(欧州CL)優勝に導く。2000年トヨタ杯で来日。2001年リーグ優勝。2002年欧州CL2度目の優勝。同年トヨタ杯優勝。2003年リーグ優勝を果たすが、直後に解任される。2004〜2005年トルコのベシクタシュ監督。2008年、スペイン代表監督に就任し、2010年W杯南アフリカ大会では同国を初優勝に導いた。大会最優秀監督にも選出される。2012年UEFA欧州選手権(EURO2012)優勝。2014年W杯ブラジル大会は1勝2敗で決勝トーナメントに進めなかった。W杯と欧州選手権を制した2人の指導者の一人で、選手の能力を引き出す力に長け、スター選手が多く銀河系軍団といわれたレアル・マドリードを不協和音を出すことなくまとめ上げた他、スペイン代表チームではライバルチームのバルセロナとレアルの選手を融合させ、世界最強と呼ばれるチームを作り上げた。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報