漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「ビタミンB15」の解説 ビタミンビーじゅうご【ビタミンB15】 水溶性のビタミン様物質のひとつ。ビタミンEに似た抗酸化作用をもつビタミン様物質。ビール酵母、玄米、かぼちゃの種子、ごま、無精白の穀類などに多く含まれる。ビタミンBと名前につくが、ビタミンB群には属さず、ビタミンA・ビタミンEとともに摂取すると効果が増す。肝機能の維持・向上、解毒作用があるほか、細胞の寿命を延ばす、環境汚染物質から体を守る、疲労回復、肌の老化防止、免疫力の向上、がんや生活習慣病の予防・改善などの作用をもつと推察される。◇「バンガム酸」または「バンガミン酸」ともいう。 出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報