20世紀西洋人名事典 「ビッグ・チーフムーア」の解説
ビッグ・チーフ ムーア
Big Chief Moore
1912.8.13 - 1983.12.15
米国のジャズ演奏家。
アリゾナ州サカトン近郊生まれ。
インディアン居住地区に生まれ、叔父からトロンボーンを教わる。1920年代から活動を始め、シカゴのブラスバンドのバリトン奏者を経て、’35年にロサンジェルスでライオネル・ハンプトン楽団に参加する。ニューオリンズでの活動の後’44年にルイ・アームストロング楽団に加入する。50年代にはエディ・コンドン、サミー・プライス等と多彩な演奏活動を行っている。’64年にアームストロングと再び共演して来日した。’81年に引退。代表作に「ハロー・ドーリー/ルイ・アームストロング」。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報