普及版 字通 の解説
18画
[字訓] あやまり・みだりごと・いつわる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(りよう)。に繆(びゆう)の声がある。〔説文〕三上に「狂の言なり」、また〔広雅、釈詁二〕に「欺くなり」、〔釈詁三〕に「りなり」の諸訓がある。繆戻(びゆうれい)の言をいう。声の字のうち、・繆のみ声義が通ずる。
[訓義]
1. あやまり、ひがごと、たがう。
2. みだりごと、いつわり、あざむく。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 伊比阿也万豆(いひあやまつ)、、奈也牟(なやむ)、、布久也久(ふくやく、讒する意) 〔名義抄〕 アヤマル・アヤマツ・アヤマリ 〔立〕 イツワル・ヒガム・アヤマル・サカサマ・イヒアヤマツ・マトヒヲ
[熟語]
愛▶・異▶・易▶・解▶・譎▶・挙▶・計▶・言▶・誤▶・錯▶・算▶・字▶・辞▶・説▶・舛▶・選▶・薦▶・伝▶・▶・僻▶・耄▶・妄▶・悠▶・乱▶・濫▶・戻▶・▶・漏▶・浪▶・論▶・惑▶
[下接語]
違・遺・・過・訛・譌・刊・・偽・糾・匡・愚・愆・誤・昏・差・錯・失・疾・舛・・大・脱・悖・紛・偏・迷・尤・累・惑
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報