ビュルダン(読み)びゅるだん(その他表記)Claude Burdin

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビュルダン」の意味・わかりやすい解説

ビュルダン
びゅるだん
Claude Burdin
(1790―1873)

フランスの機械工学者。25歳のとき「動力機械に関する一般的考察」という論文を発表し、初めて科学者の注目するところとなった。のちに水力学に興味をもつようになり、1824年に科学アカデミー水車に関する論文を提出した。この論文のなかで、彼の考えた新しい型の水車についてタービンturbineということばを使用した。ラテン語のトゥルボturbo(こまの意)からの造語である。ビュルダンの水力タービン門下生フルネーロンに受け継がれた。1827年に6馬力、効率80%の外向き輻流(ふくりゅう)水力タービンがつくられ、ミュルーズ工業会の賞が与えられた。

[中山秀太郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む