ビラツェルクバ(英語表記)Bila Tserkva

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビラツェルクバ」の意味・わかりやすい解説

ビラツェルクバ
Bila Tserkva

ウクライナ中北部,キーウ州の都市。ロシア語名ベーラヤツェルコフィ Belaya Tserkov。首都キーウ南南西約 80km,ドニプロ川(ドネプル川支流のロシ川に臨む。11世紀に建造されたビラツェルクバ(「白い教会」の意)が長らくこの地域の中心をなしていた。近代になって機械,タイヤ,家具,缶詰,ニットの製造や製粉などの工業が発展した。18世紀に整備された広大な公園,オレクサンドリヤには多くの外来植物が植えられ,観光の呼び物にもなっている。農業研究所がある。キーウと鉄道,ハイウェーで結ばれている。人口 20万4794(2005)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android