最新 地学事典 「ビリミア系」の解説
ビリミアけい
ビリミア系
Birrimian System(Super-group)
西アフリカ(ガーナ・ブルキナファソ南部・コートジボワール)の先カンブリア界中部層。下部は粘板岩・珪岩・千枚岩・硬砂岩・凝灰岩・溶岩・片岩や片麻岩からなる。上部は主として緑色岩からなり,連続性のよいMnに富む千枚岩とゴンダイト(gondite)を挟み,下部に比べて低変成。約20億年前のEburnian造山運動により,角閃岩相に及ぶ変成作用を受けた。基盤片麻岩類(26億年以上前)を不整合に覆い,Tarkwaian系(20億年前)によって不整合に覆われる。Au・Mn・ダイヤモンドを胚胎。かつて,ガーナのことを黄金海岸(Gold Coast)と呼んだのはこのため。
執筆者:諏訪 兼位・星野 光雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

