ピノス

百科事典マイペディア 「ピノス」の意味・わかりやすい解説

ピノス[島]【ピノス】

西インド諸島,キューバ西端の南方97kmにある島。現在は留学生の教育機関があるため,フベントゥ島青年の島)と呼ばれている。1494年コロンブスが到達,19世紀からキューバ革命までは刑務所が置かれ,J.マルティカストロもここで服役した。〈歴史は私に無罪を宣告するだろう〉と結ばれるカストロの演説もここで書かれた。現在は柑橘類栽培漁業観光が主たる産業。約3000km2。約6万人。

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世界大百科事典(旧版)内のピノスの言及

【キューバ】より

…クーバとは原住民がキューバ島を指していた呼名で,スペイン人も征服後それに従った。キューバは,本島と南西の海上に浮かぶピノス島Isla de Pinosおよび沿岸の小島やサンゴ礁から成り,西インド諸島では最大の島国で,北海道と九州を合わせた面積より,やや小さい。アメリカ合衆国のフロリダのキー・ウェストの南方160kmのところ,メキシコ湾の入口にまたがるように東西に横たわっており,島の東端のウィンドワード海峡はアメリカ東部とパナマ運河を結ぶ重要な航路となっている。…

※「ピノス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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