ピュロス〔地名〕(英語表記)Pylos

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ピュロス〔地名〕」の解説

ピュロス〔地名〕(ピュロス)
Pylos

ミケーネ文明時代に栄えた古代ギリシアの小王国の中心地。ペロポネソス半島西南部沿岸に位置し,『イリアス』で活躍する英雄ネストルの王宮故地と目され,その遺跡から発見された一群粘土板文書は,ヴェントリスによる線文字Bの解読に重要な役割を果たした。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android