ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ピルメ」の意味・わかりやすい解説
ピルメ
Pirmez, Octave
[没]1883.5.1. アコス
ベルギーのエッセイスト。フランス語で書く。 1860年から自宅にこもり,孤独と瞑想の生活をおくった。繊細な感情を描く独特の文体によって,1880年代のベルギー文学復興の先駆者となった。主著『木の葉の茂り』 Feuillées (1862) ,『孤独の日々』 Jours de solitude (1862) ,『哲学の時間』 Heures de philosophie (1873) ,『レモ-兄の追憶』 Remo: souvenir d'un frère (1878) 。
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