現代外国人名録2016 「ピーターズントー」の解説
ピーター ズントー
Peter Zumthor
- 職業・肩書
- 建築家
- 国籍
- スイス
- 生年月日
- 1943年4月26日
- 出生地
- バーゼル
- 学歴
- プラット・インスティテュート卒
- 資格
- 米国芸術科学アカデミー外国名誉会員〔2009年〕
- 受賞
- グラウビュンデン州優良建築賞〔1994年〕「聖ベネディクト教会」「グガルン・ハウス」,カールスバーグ建築賞(デンマーク)〔1998年〕,ミース・ファン・デル・ローエ賞〔1999年〕「ブレゲンツ美術館」,世界文化賞(建築部門,第20回)〔2008年〕
- 経歴
- 家具職人の父親から大工仕事の手ほどきを受け、バーゼルの造形学校で学んだ後、1966年ニューヨークのプラット・インスティテュートに留学。’68年スイスのグラウビュンデン州の歴史的建造物保存局に勤務し、歴史的建造物の調査、保存、修復に携わる。’78年チューリヒ大学教授に就任。’79年建築家として独立。スイスの小村ハルデンシュタインにアトリエを構え、主に田舎や山奥の建築物を手掛ける。教会から美術館、温泉施設、住宅に至るまで、一貫して精神性の高さを感じさせ、“孤高の建築家”と呼ばれる。主な作品に「ローマ遺跡のためのシェルター」(’86年)、「アトリエ・ズントー」(’86年)、「聖ベネディクト教会」(’89年)、「グガルン・ハウス」(’94年)、「ヴァルスの温泉施設」(’96年)、「ブレゲンツ美術館」(’97年)、「ハノーヴァー万博スイス館」(2000年)、「ブルーダー・クラウス・フィールド・チャペル」「聖コロンバ教会ケルン大司教区美術館」(2007年)など。2008年第20回高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報