20世紀西洋人名事典 「ファイサル・フサイン」の解説
ファイサル・フサイン
Fayṣal b.Ḥusayn
1885 - 1933
イラクの統治者。
イラク国王。
ヒジャーズ生まれ。
1908年にメッカに戻り、’16年に開始されたアラブ反乱を指揮して’20年にシリア国王となったが、フランス軍の侵略により追放された。パリ平和会議でアラブ国家の独立を主張し、イギリスの援助で’21年にイラク国王となった。’32年に国際連盟に加盟。孫のファイサル2世は、’58年のイラク革命で処刑された。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報