法則の辞典 「ファヤンスの法則」の解説 ファヤンスの法則【Fajans' rule】 微量の放射性元素陽イオンの沈澱生成について,1913年にファヤンス(K. Fajans) の提案した経験法則.「放射性元素(陽イオン)は,沈澱剤としての対陰イオンとの間につくる化合物の溶解度が小さいほど,共沈される量が大となる」というもの.ほとんど期を同じくしてパネットが同じ内容のことを提案したので,ファヤンス‐パネットの法則*と呼ばれることも多い.この法則には例外も多いが,のちにハーン(O. Hahn)が詳しく再検討して,共沈機構を分類した.ハーンの分類*も参照. ファヤンスの法則【Fajans' law】 「ソディ‐ファヤンスの法則」のページをご覧ください。 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報 Sponserd by