最新 地学事典 「ファルスンダイト」の解説
ファルスンダイト
farsundite
チャーノッカイトの一種。酸性岩の区分に基づけば直方輝石モンゾ花崗岩に相当する。現在,岩石名としてはほとんど使用されていない。構成鉱物は,オリゴクレース,微斜長石,石英,ホルンブレンド,ハイパーシン,および少量の単斜輝石など。語源はノルウェー南西海岸のFarsundの町の北西部にあるFarsund intrusion(約105km2)。この岩体はSveconorwegian造山作用の後期に貫入し,Farsundの町より西部に拡がるチャーノッカイト質岩と,町より東部に拡がる普通角閃石黒雲母花崗岩の両マグマのミングリングで形成。その時期はジルコンのU-Pb年代から931~924Ma。C.F.Kolderup(1903)命名。参考文献:J.V. Auwera et al.(2014)Precamb. Res., Vol. 251: 141
執筆者:山田 哲雄・亀井 淳志
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

