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酸性岩 さんせいがんacidic rock

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

酸性岩
さんせいがん
acidic rock

化学組成からみて,重量百分率で二酸化ケイ素を 66%以上含む火成岩の総称。二酸化ケイ素の含量のみを尺度とした分類法で中性岩塩基性岩超塩基性岩と同系列の用語。水素イオン濃度とは無関係

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デジタル大辞泉の解説

さんせい‐がん【酸性岩】

火成岩で、化学成分の二酸化珪素(けいそ)の含有量が66パーセント以上あるもの。有色鉱物が少ないので白っぽい花崗岩(かこうがん)流紋岩など。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

酸性岩【さんせいがん】

ケイ(珪)長質岩

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世界大百科事典 第2版の解説

さんせいがん【酸性岩 acidic rock】

火成岩を化学組成によって分類したときSiO2を66(重量)%以上含む岩石。ほとんどのものはSiO2が80%以下である。一般に火成岩に対して用いられる語であるが,それらが変成してできた変成岩に用いられることもある。酸性岩に対し,SiO2が45~52%のものを塩基性岩というが,酸性,塩基性という語は化学で用いられる意味と誤解される可能性もあるので,酸性のかわりにフェルシック(Si,Alなどに富む)という語を用いるほうが多い。

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大辞林 第三版の解説

さんせいがん【酸性岩】

二酸化ケイ素に富む(六六重量パーセント以上)火成岩。流紋岩・石英斑岩・花崗かこう岩など。 ↔ 塩基性岩

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

酸性岩
さんせいがん
acidic rock

化学組成においてシリカSiO2がほぼ70%に達する火成岩。火山岩では流紋岩、深成岩では花崗(かこう)岩ないし花崗閃緑(せんりょく)岩がこれに含まれる。酸性岩ではシリカのほかに、アルミナAl2O3やアルカリ(Na2OとK2O)の含有量も高いが、鉄(FeOやFe2O3)やマグネシアMgOは少ない。そこで、酸性岩のことを珪長質(けいちょうしつ)岩felsic rock, salic rockということもある。完晶質のときには、石英や長石などの無色鉱物の量が多くなるので、全体に明るく、優白色になる。もっとも、火山岩でガラス質のものでは、黒曜石のように、かならずしも白くなく、暗灰色や黒色を呈することもある。なお、岩石についていう酸性は、化学用語の酸性とは意味が違うので注意が必要である。[橋本光男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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