ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 フィアツェーンハイリゲン巡礼聖堂フィアツェーンハイリゲンじゅんれいせいどうVierzehnheiligen ドイツ,バンベルク近郊にあるバロック聖堂。 B.ノイマンの設計により,1743年に起工,彼の没後 72年に完成した。ドイツ・バロックの頂点をなし,ノイマンの創造力に満ちた作品。平面は奥行方向に3つの楕円が並び,これに4個の円を配し,曲面の使用によって全体を一体とする構成へと向う。バイエルンの名工ファイヒトマイアーとユープルヘールによる内部のスタッコ装飾は華麗なロココ様式で,ノイマンのつくりだした空間を一層躍動的なものとしている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by