フィアツェーンハイリゲン巡礼聖堂(読み)フィアツェーンハイリゲンじゅんれいせいどう(その他表記)Vierzehnheiligen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

フィアツェーンハイリゲン巡礼聖堂
フィアツェーンハイリゲンじゅんれいせいどう
Vierzehnheiligen

ドイツ,バンベルク近郊にあるバロック聖堂。 B.ノイマンの設計により,1743年に起工,彼の没後 72年に完成した。ドイツ・バロックの頂点をなし,ノイマンの創造力に満ちた作品。平面は奥行方向に3つの楕円が並び,これに4個の円を配し,曲面の使用によって全体を一体とする構成へと向う。バイエルンの名工ファイヒトマイアーとユープルヘールによる内部のスタッコ装飾は華麗なロココ様式で,ノイマンのつくりだした空間を一層躍動的なものとしている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む