20世紀西洋人名事典 「フィリップウィルソン」の解説
フィリップ ウィルソン
Philip Sanford Wilson
1941.9.8 -
米国のドラムス奏者。
ミズーリ州セントルイス生まれ。
父はドラマーのアイラ・キンボールで、高校時代にレスター・ボウイと出会い、16才でプロ入り、19才でNYでサム・レイザーと共演した。R&Bバンドや、ソロモン・バーク、デビット・サンボーンらと演奏し、1965年にシカゴでAACMに参加、’70年代に入ってNYへ進出し、ヘンフィル、ブラックスらと前衛的演奏を行い注目された。ボウイとはたびたび共演している。代表作は、「ライブ・セット・メールス・フェスティバル」がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報