フェラードレライト

最新 地学事典 「フェラードレライト」の解説

フェラードレライト

Ferrar dolerite

南極横断山脈に沿って分布するジュラ紀中期の低アルカリソレアイト岩床。英国スコット探検隊隊員のHartley Ferrarにちなんで命名されたフェラー氷河(ドライバレー)に由来。SiO2は52~56%,斑晶は斜長石・ピジョン輝石・オージャイトが主で,まれにかんらん石を含む。石基に石英アルカリ長石が存在。Sr初生値は0.710と高く,同時代のタスマニア,カルーのドレライトに対比され,ゴンドワナ大陸分裂時の火成作用の代表例の一つとされる。古地磁気の見かけの磁極は54°S, 142°W付近にまとまる。ビーコン累層群やその基盤岩類に貫入するが,活動末期には一部に溶岩や枕状溶岩を形成。ペンサコラ山脈のデュフェック岩体は34,000km2, 厚さ9km。放射年代は170~140Ma。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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