フェルミ国立加速器研究所(読み)フェルミコクリツカソクキケンキュウジョ

デジタル大辞泉 の解説

フェルミこくりつかそくき‐けんきゅうじょ〔‐ケンキウジヨ〕【フェルミ国立加速器研究所】

Fermi National Accelerator Laboratory米国高エネルギー物理学研究所。1967年設立。イリノイ州シカゴ近郊に所在。名称は「原子炉の父」とよばれるエンリコ=フェルミから。2011年に運用を停止した衝突型加速器テバトロンは、2008年にCERN(欧州合同原子核機構)のLHC大型ハドロン衝突型加速器)が稼動するまで世界最大であった。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

フェルミ国立加速器研究所
フェルミこくりつかそくきけんきゅうじょ
Fermi National Accelerator Laboratory; FNAL

アメリカ合衆国イリノイ州シカゴの郊外バタビアにある素粒子物理の研究所。1968年設立。1TeV(1兆eV)陽子シンクロトロンおよび 1TeV陽子と 1TeV反陽子の衝突装置(コライディングマシン)テバトロンを備えている。約 2000人の従業員を擁し,エネルギー省に属し,86大学からなる大学研究協会 URA管理にあたっている。

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