デジタル大辞泉 「フォイルゲン反応」の意味・読み・例文・類語 フォイルゲン‐はんのう〔‐ハンオウ〕【フォイルゲン反応】 《Feulgen's reaction》ドイツの生化学者フォイルゲンにより開発されたDNAの検出反応。DNAが赤紫色に呈色する。核内DNAの定量などに用いられる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「フォイルゲン反応」の意味・読み・例文・類語 フォイルゲン‐はんのう‥ハンオウ【フォイルゲン反応】 〘 名詞 〙 デオキシリボ核酸の組織化学的呈色反応。一九二四年ドイツのR=フォイルゲンとH=ローゼンベックが考案。デオキシリボ核酸を酸で加水分解するとデオキシリボースのアルデヒド基が遊離し、これにシッフ試液を作用させれば赤紫色に発色するという反応。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
栄養・生化学辞典 「フォイルゲン反応」の解説 フォイルゲン反応 デオキシリボ核酸の特異的な呈色反応.DNAを酸で軽く加水分解し,露出した2分子の糖に亜硫酸フクシン(シッフ試薬)を反応させて赤紫色を発色させる. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報