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呈色反応 テイショクハンノウ

大辞林 第三版の解説

ていしょくはんのう【呈色反応】

ある元素・イオン・化合物が特定の試薬(呈色試薬)に対して発色・変色する反応。主にイオン・元素などの定性分析に利用される。発色反応。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

呈色反応
ていしょくはんのう
color reaction

ある物質が特定の試薬に対して発色または変色の現象を示す化学反応をいう。可視部に吸収のない物質が可視部に吸収を示す物質に変化する現象が発色であり、可視領域内で吸収帯の位置が移動する現象が変色である。このような現象を生じさせる物質を呈色試薬といい、呈色反応を分析化学に応用した例は非常に多い。各種金属イオンの定性分析、比色分析、容量分析、重量分析、点滴分析、そのほか枚挙にいとまがない。
 呈色反応を大別すると次のようになる。〔1〕指示薬の呈色、〔2〕反応自身が呈色を含むもの(指示薬以外の呈色)、〔3〕有機色素生成に伴う呈色。
 なおホウ砂(しゃ)球試験やリン塩球試験などの溶球試験でみられる発色反応を呈色試験に含める場合がある。[成澤芳男]

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