…30‐44年スイスに逃れ,作家活動を開始した。作品は,小説《フォンタマーラ》(1930),《パンとブドウ酒》(1937),《一握の桑の実》(1956)など,彼の故郷の貧しい農村を舞台としたものが多い。とくに処女作《フォンタマーラ》は,横暴な支配層と純朴な農民の抗争を簡潔で力強い文体で描いた秀作である。…
※「フォンタマーラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...