フォンタマーラ(その他表記)〈イタリア〉Fontamara

デジタル大辞泉 「フォンタマーラ」の意味・読み・例文・類語

フォンタマーラ(〈イタリア〉Fontamara)

イタリア小説家シローネ小説。1930年、亡命先のスイス出版。故郷アブルッツォ地方を舞台とする農民文学

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のフォンタマーラの言及

【シローネ】より

…30‐44年スイスに逃れ,作家活動を開始した。作品は,小説《フォンタマーラ》(1930),《パンとブドウ酒》(1937),《一握の桑の実》(1956)など,彼の故郷の貧しい農村を舞台としたものが多い。とくに処女作《フォンタマーラ》は,横暴な支配層と純朴な農民の抗争を簡潔で力強い文体で描いた秀作である。…

※「フォンタマーラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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