フライトレコーダ(その他表記)flight recorder

翻訳|flight recorder

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フライトレコーダ」の意味・わかりやすい解説

フライトレコーダ
flight recorder

飛行データ記録装置 flight data recorder(FDR)と操縦室音声記録装置 cockpit voice recorder(CVR)の2種類がある。 FDRは飛行中の飛行機の状態を示す主要なパラメータを自動的に記録する装置で,事故原因究明の手がかりを得るために搭載される。航空機が事故を起こすと機体損傷がひどく,原因究明が困難となるが,FDRは,これを補うために開発されたもので,飛行高度,速度,加速度などの飛行状態を示す重要なパラメータを自動的に記録する。また CVRは,操縦室内の会話,無線交信の内容を記録する。これらの装置は事故によって航空機が破損したり炎上しても回収解読が可能なように,丈夫な容器に収められている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む