デジタル大辞泉 「SCMS」の意味・読み・例文・類語 エス‐シー‐エム‐エス【SCMS】[serial copy management system] 《serial copy management system》CDからMD・DATまたはCD-R・DVD-Rなどへのデジタルコピーを制限するDRM技術の一。デジタル音源からのコピーを1度に制限し、コピーしたメディアから別メディアへのコピーは拒否される。著作権保護のために開発された技術で、デジタル記録のできるMD、DAT、DCCなどのオーディオ機器に標準装備されている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「SCMS」の意味・わかりやすい解説 SCMSエスシーエムエスserial copy management system デジタル音源からコピーしたものを,さらにコピーできないようにするデジタル管理技術。デジタル音声記録はダビング(複製)を繰り返しても音質が劣化しないため違法な複製が行なわれるおそれがあることから,著作権保護のために開発された。音声データ本体に,「コピー可」「1度のみコピー可」「コピー不可」という制御情報を付加し,コピーを制限する。たとえば「1度のみコピー可」の音声データをコピーすると,新たに複製された音声データには「コピー不可」という制御情報が付加される。これにより,オリジナル音源からのコピーは認められるが,さらに複製することは不可能となる。DAT(デジタルオーディオテープ),デジタルコンパクトカセット DCC,MD(ミニディスク)などに組み込まれた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
ASCII.jpデジタル用語辞典 「SCMS」の解説 SCMS CDなどのデジタル化された音源の不正コピーを防止する、コンテンツ保護技術のこと。DATやMDなどに広く採用されている。音楽CDから、それらの記憶媒体に記録する場合、最初の1回しか記録が行えず、その他の記憶媒体にコピーできないようにする仕組み。 出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報 Sponserd by