フラッグフットボール

デジタル大辞泉 「フラッグフットボール」の意味・読み・例文・類語

フラッグ‐フットボール(flag football)

アメリカンフットボールを簡略化した球技。激しい身体接触は禁止されており、特別な防具も使用しない。腰の両脇に付けた帯状の布(フラッグ)を取ることがタックルの代わりとなる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「フラッグフットボール」の解説

フラッグフットボール

楕円だえん球を使い、1チーム5人の対戦で得点を競う。パスランタッチダウンを奪うルールは起源のアメリカンフットボールと同じだが、タックルの代わりに選手が腰につけたフラッグを取る。ヘルメットなど防具が不要な安全性が魅力。4回の攻撃権を使い切ると攻守が交代する。フィールドアメフトの半分程度で、昨年のワールドゲームズ(WG)は縦46メートル、横23メートルで実施。米プロフットボールNFLはNFL選手の五輪出場に協力的な姿勢を示している。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

知恵蔵 「フラッグフットボール」の解説

フラッグ・フットボール

アメリカンフットボールを手軽に楽しむニュースポーツ。戦略性、技術性、スピードといったアメリカンフットボールの魅力はそのままに、コンタクトプレーを排除し、女性や子どもでも安全にプレーできる。ヘルメットやショルダーパッドなどの防具はつけず、腰の両側につけたフラッグを取ることで、タックルの代わりにする。5人編成。近年、小中高校の体育でも取り上げられ、戦術学習の教材としても注目されている。NFLも教材を提供するなど、普及活動の一環として関わっている。

(中川昭 筑波大学(体育科学系)教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android