フラマン

百科事典マイペディア 「フラマン」の意味・わかりやすい解説

フラマン

ベルギーの北部フランドル地方とフランス北部に分布する住民で,フラマン語を話す人びと。約500万人。中世にはデンマーク一帯にまで及ぶ独特の文化圏を形成した。カトリック信仰。→ワロン
→関連項目フランドルベルギー

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 ワロン語

山川 世界史小辞典 改訂新版 「フラマン」の解説

フラマン
Vlaming[オランダ],Flamand[フランス],Fleming[英]

ベルギーのフランデレン地方のオランダ語地域に住む人々,および彼らの使用する言語フランス語による呼び方。19世紀のベルギーの独立以後は,フランス語系のワロン語が優位を占めるなかで,言語戦争を繰り広げ,フラマン語の公用化を勝ちとった。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

関連語をあわせて調べる

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む