20世紀西洋人名事典 「フランシーボラーン」の解説
フランシー ボラーン
Francy Boland
1929.11.6 -
編曲者,ジャズピアノ奏者。
ナミュール(ベルギー)生まれ。
別名Francois Boland。
1949年パリのジャズ祭にボブ・ショッツと出演。’55〜56年には急逝したリチャード・ツワージクに代わり、チェット・ベイカの欧州楽旅に参加する傍ら、作曲・編曲者としてカウント・ベイシー、ベニー・グッドマンなどのバンドにスコアを提供。’61〜73年にはケニー・クラークと結成した双頭ビック・バンドで活躍し、名声を得る。その後は息子のクリス・ボラーンらと6重奏団を組み、’80年代にはピエール・ギョネ楽団で演奏活動を行う。代表作に「ザ・ゴールデン・エイト」(Blue Note)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報