フランスの地域言語

共同通信ニュース用語解説 「フランスの地域言語」の解説

フランスの地域言語

フランス各地で話されるフランス語以外の言語。ラテン系のオック語やコルシカ語、ドイツ語の方言とも見なされるアルザス語など、上院の報告書によると本国に約20、海外領土で50以上ある。「フランス語が文明語」との近代思想の下、学校教育などを通じてフランス語の普及が進み、20世紀には多数の家庭で受け継がれなくなった。今では多くが国連教育科学文化機関(ユネスコ)に消滅危機言語と見なされる一方、文化や個性のよりどころとして見直され、各地で擁護論が強まっている。(ギャンガン共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android