20世紀西洋人名事典 の解説
フランツ・カール ミュラー‐リヤー
Franz Carl Müller-Lyer
1857 - 1916
ドイツの社会学者,心理学者。
ミュンヘン大学教授。
ハーデン・バーデン生まれ。
ドイツの社会学者で、心理学者としても知られる。ライプツィヒ大学などで学ぶ。1888年ミュンヘン大学教授となった。当初実験心理学の研究に従事し、幾何学的錯視に関するミュラー・リヤー図形を生み出した。その後民族学的社会学に転向し、人類文化全体の発展について研究した。著書に「文化の段階と発達の針路」(1908年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報