20世紀西洋人名事典 「フリッツレーマン」の解説
フリッツ レーマン
Fritz Lehmann
1904.5.17 - 1956.3.30
ドイツの指揮者。
元・ヴッパータール音楽総監督。
マンハイム生まれ。
1923〜27年ゲッティンゲンの劇場指揮者、’27〜29年エッセンのフォルクヴァング高等音楽学校で教鞭を執り、’29〜38年ハノーファーの管弦楽団と合唱団の指揮者を務める。’46〜50年ゲッティンゲン市立劇場音楽総監督を経て、’53年ミュンヘン高等音楽学校教授となる。バッハ、ヘンデルおよびドイツ古典ものを得意とし、バッハの「クリスマス・オラトリオ」、ヘンデルの「水上の音楽」のほか、バッハのカンタータに名演がある。心臓麻痺で死去。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報