改訂新版 世界大百科事典 「フレゼリクスハウン」の意味・わかりやすい解説 フレゼリクスハウンFrederikshavn デンマークのユトランド半島北部,カテガット海峡に臨む港湾都市。リーム湾の北側を占める北ユラン島(北ユトランド島)最大の都市で,人口2万5000(1990)。1818年までフラーズストランFladstrandと呼ばれた。1805年以来国家によって築港され,造船業,海産物加工業が盛んである。現在,ノルウェーのレーセー,ラールビク,オスロ,スウェーデンのイェーテボリへのフェリー港であり,スカーゲンへの鉄道の廃線に伴いユトランド半島東岸の国鉄の最北の終着駅となっている。執筆者:村井 誠人 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「フレゼリクスハウン」の意味・わかりやすい解説 フレゼリクスハウンふれぜりくすはうんFrederikshavn デンマークのユトランド半島北部、カテガット海峡に臨む港湾都市。リム・フィヨルド以北最大の都市で、人口3万4527(2002)。1818年までフラーズストランFladstrandとよばれ、市場権を得て現名に改称した。1805年以来、国家が築港し、ノルウェーの諸都市やスウェーデンのイョーテボリと結ぶフェリー港、貿易港として重要な位置にある。またユトランド半島東岸の国鉄の最北駅、北に延びる私鉄の基点でもあり、交通の要衝である。造船、水産業がある。[村井誠人] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by