ぶきぶき

精選版 日本国語大辞典 「ぶきぶき」の意味・読み・例文・類語

ぶき‐ぶき

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 気力のあふれているさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「水一ぱい呑人(のまして)も有まいに、ぶきぶきとした木の色艷」(出典浄瑠璃菅原伝授手習鑑(1746)四)
  3. 無愛想なさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「あいさつもせずぶきぶきして、ふくれかへってゆく」(出典:滑稽本・稽古三味線(1846)上)
  4. 粒だっているさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「ぶきぶきする物によくぬめりをかけ」(出典:浮世草子・好色あを梅(1687)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android