ふくれ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ふくれ」の意味・わかりやすい解説

ふくれ

鹿児島県の郷土菓子。ふくれ菓子のこと。黒糖で甘みをつけた蒸しパンで、ふくれの菓名も蒸し上げると膨れるから「ふくれ」になった。鹿児島にはあくまき、春駒(はるこま)、ふくれなど古い菓子には素朴に命名されたものが多い。製法は小麦に黒糖を加え、重曹を入れて練り、蒸籠(せいろう)で蒸すだけであるから、菓子屋の商うものではなく、一般の家庭でつくる菓子であった。軽羹(かるかん)よりも歴史は古いといわれる。

[沢 史生]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む