ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブッシュマン絵画」の意味・わかりやすい解説 ブッシュマン絵画ブッシュマンかいがBushman painting アフリカ,サン族の絵画。タンザニア,ジンバブエ,南アフリカ共和国に散在し,岩壁に,白,黒,褐色,黄色などの顔料を骨べらで彩画する手法で,主として狩猟図を描いたもの。原始絵画の名残りをとどめており,サン族の社会や宗教とその絵画との関係を解明する手がかりとなる。古い絵の上に加筆されることも多く,馬や車に乗るヨーロッパ人を描いたものもある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by