ブハースカラ(読み)ぶはーすから(その他表記)Bhāskara

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブハースカラ」の意味・わかりやすい解説

ブハースカラ
ぶはーすから
Bhāskara

インドの科学者。バースカラと表記されるほうが多く、同名の2人がいるため、1世、2世と区別している。バースカラ1世は7世紀の天文学者である。より有名なのはバースカラ2世(1114―?)で、数学天文学で大きな業績を残した。1150年ごろ、数学と天文学の書『シッダーンタシロマニ』を著した。前後編からなり、前編の『リーラーバーティー』と『ビージャガニタ』はそれまでのインドの数学を集大成したもので、インド数学最高峰を示した。後編は天文学を扱っている。

栗原 裕]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む