普及版 字通 の解説

16画
[字訓] ほじし・ゆたか・おおきい・うつくしい
[説文解字]

[字形] 形声
声符は無(ぶ)。無に廡大(ぶだい)・豊盛の意がある。〔説文〕四下に「骨無き
(せき)(ほじし)なり」とし、また「揚雄
」として「鳥
なり」とする。ほじしをいう。〔周礼、天官、内
〕に「
胖」を膳に供することがみえ、〔注〕に生魚の大臠(だいれん)であるという。〔詩、大雅、緜〕「
原
たり」とは、地味の肥沃な意である。[訓義]
1. ほじし、骨なしのほじし。
2. 大きなきりみ、魚のひらき。
3. おおきい、あつい。
4. ゆたか、うつくしい。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕
アツシ[語系]
・
miuaは同声。
は、かぶら。肉の肥厚のものを
という。[熟語]
仕▶・
盛▶・
然▶・
胖▶・
▶[下接語]
祭
・
・靡
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

