ブラジルの弾劾手続き

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ブラジルの弾劾手続き

憲法に基づく弾劾手続きは、最初に下院弾劾裁判開始の是非が審議され、議員513人の3分の2に当たる342人の賛成が必要。次に上院議員81人の過半数の賛成により上院での裁判開始が決まり、ルセフ大統領は最長180日間の停職となりテメル副大統領が職務を代行する。弾劾裁判では上院議員の3分の2に当たる54人が認めれば弾劾が成立し、ルセフ氏は失職する。当初、両院では連立与党が過半数を占めており、弾劾裁判に至る可能性は低いとみられていたが、3月末に最大政党のブラジル民主運動党(PMDB)が連立を離脱し、他にも同調する連立与党が相次いだ。(共同)

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