法則の辞典 「ブラッグの加成則」の解説 ブラッグの加成則【additive law (Bragg)】 イオン性結晶の原子間距離は,それぞれのイオン半径の和となる.つまり大きさの定まった球形のイオンの集合と見なすことが可能だとした.もっともブラッグの示したイオン半径には結合や結晶形の違いに基づく誤差がかなり含まれていたし,分極による変形なども考慮されていなかったので,以後かなりの修正が加えられて今日に至っている. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報