ブラーンプル(その他表記)Burhānpur

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブラーンプル」の意味・わかりやすい解説

ブラーンプル
Burhānpur

インド中部,マディヤプラデーシュ州南西部にある都市。インドール南南東約 150km,サトプラ山脈南麓,タプティ河岸に位置。 1400年にファルキー朝の王都として建設され,1599年ムガル帝国に併合されたが,デカン高原における行政中心地として,1636年アウランガーバードにその地位を譲るまで繁栄マラータ同盟の支配を経て,1861年からイギリス領。城壁に囲まれ,ファルキー朝時代の城塞宮殿,大モスクなどが残る。ムガル時代の伝統を継ぐ絹の綾織物金糸,銀糸の刺繍などが家内工業として残るが,現在は絹織物綿紡績などの工業が中心である。人口 17万 2809 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む