ブーバールとペキュシェ(その他表記)Bouvard et Pécuchet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブーバールとペキュシェ」の意味・わかりやすい解説

ブーバールとペキュシェ
Bouvard et Pécuchet

フランス小説家ギュスターブ・フローベール未完の小説。遺作として 1881年刊。遺産を得て急に金持になった2人の書記が勤めをやめて学問を志すが,次々と失敗して元の仕事に戻るまでを描き,ブルジョア虚栄心,科学万能主義を痛烈に批判した作品長い間理解されずにきたが,近年評価が高まっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む