プシュケ(その他表記)Psychē

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プシュケ」の意味・わかりやすい解説

プシュケ
Psychē

ギリシア語で「いのち」「霊魂」を意味する語。ホメロスでは「いき」「呼吸」の意として用いられたが,古典期には生命原理一般,特に人間的生命の主体としての霊魂活動として考えられるにいたった。聖書ではパウロ書簡でプシュケは生命原理,プネウマは霊の意として用いられている。文学ではローマの文人アプレイウスの『黄金のロバ』のエピソードのなかに,クピド (→エロス ) に恋される美しい少女として語られている。造形的にはヘレニズム期以後,ちょうの羽をもった美少女の姿で表わされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 ロバ 黄金

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む