プシュケ(その他表記)Psychē

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プシュケ」の意味・わかりやすい解説

プシュケ
Psychē

ギリシア語で「いのち」「霊魂」を意味する語。ホメロスでは「いき」「呼吸」の意として用いられたが,古典期には生命原理一般,特に人間的生命の主体としての霊魂活動として考えられるにいたった。聖書ではパウロ書簡でプシュケは生命原理,プネウマは霊の意として用いられている。文学ではローマの文人アプレイウスの『黄金のロバ』のエピソードのなかに,クピド (→エロス ) に恋される美しい少女として語られている。造形的にはヘレニズム期以後,ちょうの羽をもった美少女の姿で表わされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 ロバ 黄金

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む